お風呂上りはゆっくり休むこと
お風呂に入ると疲れが取れたり、気持ちいいと思っていたりする方は、あまり入浴が体に与える影響を深刻に考えない傾向が強いかもしれません。しかし、入浴という行為は、体に負担がかかるものであるということも覚えておかなくてはなりません。
半身浴の場合はそれほどではありませんが、肩までお湯に浸かる全身浴の場合は、体に受ける水圧がかなりなものなので、肺や心臓などの内臓へ負担がかかりやすいのです。
また、熱いお湯に浸かると血圧が高くなったり、心拍数が上がったりしやすくなるという場合があります。
ということで、入浴はかなりのエネルギーを消費するため、お風呂上りは体力が消耗している状態でもあります。
そのような状態には、ゆっくりと休養を取ることが大切です。お風呂から上がってから1時間ぐらいは、体を休めることを心がけましょう。
お風呂上り1時間すれば、体調は正常な状態に大体戻ります。それまでは、音楽を聴いたり、本を読んだり、体も心もリラックスできるような時間として過ごすのがおすすめです。
逆に、お風呂上りに体操をしたりすると、体温が上がってしまうので、あまりおすすめできません。
お風呂上りは水分補給を忘れずに
半身浴などでゆっくりお風呂に入ると、体が温まってかなりの汗をかきますよね。
それは、お風呂に入って体の血行が良くなり、発汗を促されるためです。
汗として体から水分が出て行ってしまうので、お風呂上りに水分の補給が必要です。
水分補給をしないと、脱水症状を起こしてしまうこともあるので、お風呂に入って汗をかいたり、のどが渇いたりしたという実感がある時は忘れないようにしましょう。
水分補給をしないと、体温調節ができにくくなったり、血液濃度が上がったりして体調にも悪影響を及ぼすことがあります。
お風呂上りの水分補給として適当なのは、冷え過ぎていないミネラルウォーターやスポーツドリンクです。
冷たい飲み物は、せっかくお風呂で温まった体を内側から冷やしてしまうので、あまりおすすめできません。
リラックスムードを大切にしたいのなら、ホットミルクやハーブティーなどの温かい飲み物もおすすめです。快眠へ導くのに効果的です。
お風呂上りは濡れた体をきちんと乾かして
お風呂から上がったら、髪や体についている水分をしっかりと拭き取りましょう。
水分が残っていると、せっかく温まったのに体が湯冷めしてしまい、風邪を引く原因にもなりかねません。
お風呂上りには、バスタオルなどできちんと体を拭いてから、パジャマなどに着替えるか、いったんバスローブなどを羽織って、汗を引かせてから着替えるとよいでしょう。
汗が出ている状態で着替えてしまうと、衣類が汗を吸ってしまい、湯冷めの原因にもなるので注意が必要です。
お風呂上りは保湿が大切
お風呂上りの肌は、汗をかいたり、角質が除去されたりしている状態なので、肌が持っている水分が外に逃げてしまいやすい状態でもあります。お肌から水分を逃がさないためには、保湿を目的としたお肌のお手入れが必要です。
お風呂上りの肌のお手入れには保湿効果のある「乳液」「オイル」「保湿ローション」が最適です。
体が温まっているお風呂上りは、お肌の内側の水分も逃げやすくなっています。
お風呂から上がったら、肘や膝、かかとなどのカサカサが気になる部分や顔に乳液を塗って保湿ケアを心がけましょう。
保湿はお肌の老化防止の第一歩です。夜寝ているうちに肌は作られるとも言いますから、夜のお風呂の後のお手入れ次第ではお肌の状態もかなり違ってきますよ。
お風呂上りは夜更かしせずに就寝
お風呂から上がった後は、なるべく1〜3時間以内に就寝するのがおすすめです。
最も快眠できやすいと言われているのは、寝る1時間前です。人間は体温が高い時は興奮状態と一緒でなかなか眠くなりません。
体温が下がり始めると眠くなるという習性があります。
そのことから、体温が高くなっている状態のお風呂上りは就寝には向かない状態ということになります。
個人差はありますが、入浴後徐々に体温が元に戻り始める辺り、大体入浴後1時間が就寝時間としてちょうどいいという訳です。
