入浴と言えば、湯船に浸かるものというイメージが強いですが、最近流行の入浴法では、服を着たまま入浴してしまうというものが多くなってきているように思います。
「半身浴」や「足湯」のページで紹介した「部分浴」という入浴法は、お湯に体を浸けるという入浴方法ですが、それとは別にお湯のいらない入浴法というのもあります。
部分浴は一般の家庭でも入浴が可能ですが、ここで紹介する流行の入浴法はその入浴法に沿った設備が必要となります。
ここでは「岩盤浴」「溶岩浴」「岩塩浴」「ゲルマニウム温浴」など自宅の外に出かけて楽しむ健康にもいい入浴法を紹介します。
流行の入浴法は服を着たまま楽しむ
冒頭でも触れましたが、ここで紹介する入浴法は、服を身に着けたままで入浴するという一般的な入浴法ではありません。
汗をかいても構わないような服装で横になりながら、というスタイルがこの入浴法の基本です。間に休憩を挟みつつ、入浴→休憩→入浴というように何セットか繰り返して行います。
この入浴法に共通しているのは、お湯に浸からなくても、びっくりする程汗を大量にかくということです。
入浴後は体がポカポカになり、かなり汗をかきます。ですから、水分補給は欠かさずにしなくてはいけません。
大量の汗をかいて水分補給をしないと、脱水症状を起こしてしまう可能性があるので、十分注意してくださいね。
この流行の入浴法に共通している効果としては、デトックス(毒出し)の効果です。
汗をかくということは毛穴に詰まった老廃物を体外に出すという効果があり、デトックスにもピッタリという訳です。
加えて、美肌やダイエット効果も期待できるので、女性に人気があるのも頷けますね。
通常は、設備のある施設に出かけて入浴しますが、最近では自宅で入浴したい人のための「岩盤浴ベッド」などの商品も市販されるようになっています。値段はかなり張りますが、自宅でも楽しみたいという方にはいいかもしれませんね。

岩盤浴
「岩盤浴(がんばんよく)」とは、温められた石の上に横になって体を温めるという入浴法です。
岩盤浴には、温泉地などの地熱を利用した屋外や屋内での天然の岩盤浴と、ビルなどの一室に店舗を構え、岩石を加工してベッド風にした設備を利用する人工の岩盤浴の2つがあります。
天然の岩盤浴
前者の天然の岩盤浴の場合は、水分補給をしつつ、30〜40分程度横になるというスタイルが一般的です。
天然の岩盤浴を楽しめる代表的な温泉は秋田県の玉川温泉です。
玉川温泉の岩盤浴は規模としては日本でもかなり広範囲で岩盤浴を楽しめる岩盤浴のルーツと言ってもいいでしょう。
玉川温泉では、屋外の地熱のあるところにゴザなどを敷いてめいめい横になるといったスタイルで岩盤浴を楽しむ人が多いようです。
一般的な岩盤浴
岩盤浴をしたことがあるという方のほとんどは、多分人工的に作られた施設で岩盤浴をしたと言ってもいいと思います。
一般の入浴施設と違って大規模な浴槽や給排水の設備を整える必要がなく、ビルの一室を利用してお店を開くことができるので、最近は岩盤浴のお店がたくさん見られるようになりましたね。そのお店によって、セールスポイントは様々のようですが、岩盤のベッドに使われている石で特色を出しているところも多いようです。
岩盤浴によく使われている石には、「麦飯石」「貴宝石」などがあります。産地が限られているものとしては、北海道上の国町産の「ブラックシリカ(神石)」、石川件金沢市産の「医王石(戸室石)」、群馬県片品村産の「貴陽石」、九州地方産の「天照石」などがあります。
一般的な岩盤浴の入浴方法
岩盤浴の入り方は、その施設によって少しずつ違っている場合もありますが、入浴の手順はおおむね次のような感じになります。
- 汗をかいてもいいような服装に着替える。
- 岩盤の上にバスタオルを敷いて、15〜20分ほど横になる。
- 3.いったん入浴をやめて、別室で水分補給をしながら5〜10分程度休憩する。
- 4.2〜3をセットにして、2〜3回繰り返して入浴する。
岩盤浴の効果
岩盤浴の効果として期待されるものは、次のようなものです。
- 血行改善による冷え性の症状緩和
- 発汗による老廃物の排出で美肌&デトックス効果
- 発汗による新陳代謝の促進
- 発汗による脂肪燃焼でダイエット効果
- 新陳代謝が活発になることにより免疫力の向上
- マイナスイオン発生による心身のリラックス
岩盤浴の一種「溶岩浴」
岩盤浴に似たスタイルの入浴法に「溶岩浴(ようがんよく)」というものがあります。
岩盤浴で使われる岩盤に、火山から流れ出た溶岩を使ったものが「溶岩浴」です。
溶岩浴に使われている溶岩は富士山や桜島のものが多いようです。
溶岩浴は、岩盤浴と比べると岩盤の温度も湿度も高く設定されているので、岩盤浴が少し物足りないと感じている人にはおすすめの入浴法です。岩盤浴と溶岩浴の効果は基本的には似ていますが、溶岩浴の場合は溶岩に含まれているミネラルの恩恵を受けられます。
岩盤浴と似た入浴法「岩塩浴」
岩盤浴と似ているスタイルの入浴法として、「岩塩浴(がんえんよく)」という入浴法もあります。
大変珍しい入浴法で岩盤浴と比べるとまだそんなにポピュラーではないかもしれませんね。
岩塩浴と岩盤浴の違いは、岩盤浴の岩盤の部分が岩塩になっていることです。
ミネラル分たっぷりな岩塩を敷き詰めて、その上に横たわることで美肌効果が期待できます。
岩塩浴に使われる岩塩は、ヒマラヤ産のものが多いようです。
ゲルマニウム温浴
「ゲルマニウム温浴(ゲルマニウムおんよく)」とは、ゲルマニウム化合物を溶かしたお湯に手や足をつけるという入浴法です。
具体的には、42〜43℃の有機ゲルマニウム溶液に15〜30分程度手や足を浸けるという入浴法です。
大体20分程度のゲルマニウム温浴で、120分の有酸素運動に相当する量の汗をかくと言われています。
最近では、自宅でゲルマニウム温浴を楽しみたい人のために「ゲルマニウム温浴ボール」というお風呂に入れるグッズも市販されています。
大量の汗をかくことによって、体外に老廃物や毒素を排出し、体の状態をあるべき姿に導くという効果があります。
まさに最近流行りのデトックス効果抜群の入浴法です。
ゲルマニウム温浴の効果
ゲルマニウム温浴の効果として期待できるものには、次のようなものがあります。
- 新陳代謝促進によりストレス発散、不眠症の改善
- 新陳代謝促進により体脂肪の燃焼を促し、肥満予防
- 血行促進により冷え性や肩こり、腰痛などの症状緩和
- 細胞を活性化して美肌効果
- 老廃物の排出による体質の改善
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