ユニットバス(システムバス)
「ユニットバス」は正しくは「ユニット式バス」と言います。
「システムバス」とも呼ばれますが、「ユニットバス」と言われるものよりも高級感があり、値の貼るものが多いようです。同じ規格で工場で生産されたパーツ(天井・壁・床・浴槽・ドア)を組み立てるだけなので、一から浴室を作るよりも工期も短く、性能も優れており、浴室の工法として広く普及しています。
戸建住宅よりもマンションやアパートなどの集合住宅で使用されることが多いようです。
サイズが規格で決まっているので、サイズが合わない場所への設置はスペースの無駄が多い、イレギュラーなスペースへは設置が難しいなどのデメリットがあります。
浴室のみのタイプと、浴室とトイレが一体になったタイプの2種類があります。
また、湯を張る方法は、給湯器のお湯を蛇口から補充する給湯タイプとガスや電気などで追い炊きのできる釜が取り付けられている追い炊きタイプの2種類があります。
木桶風呂(鉄砲風呂)
ユニットバスが普及する前の日本では、自宅のお風呂と言えば、煙突のついた「鉄砲」と呼ばれる釜を木でできた浴槽に取り付けた「木桶風呂(鉄砲風呂)」でした。浴槽に水を張り、釜に火を焚いてお湯を沸かしました。
浴槽の形は、水圧に強いという理由から楕円形をしています。
江戸時代から既にありましたが、明治時代から大正時代にかけて戸建住宅を中心に普及していました。
薪を使うことから風呂を沸かす手間が面倒であるため、ガス釜の普及と共に姿を消しつつあります。
この鉄砲風呂の名残で、ガス釜を取り付けた木製(杉やヒノキなど)のお風呂をたまに見かけることがあります。
最近では、日本テレビのテレビ番組「鉄腕DASH」でこの鉄砲風呂を手作りしていたのが記憶に新しいです。
今では珍しくなってしまった貴重な鉄砲釜を復元し、新しい鉄砲釜を製作する過程やそれに使うヒノキの風呂桶(浴槽)を製作する過程が番組内で紹介されていました。
その他
「五右衛門風呂」という名前がついたお風呂が代表的です。
今ではあまり見られなくなってしまったお風呂については、一般家庭以外のお風呂と合わせて「変わったお風呂」のページで紹介しています。
